先日のブログで、『エクササイズの復習をやってくださいね』ということはアントロワの指針でもあるので言い続けていきます。ということを書いたのですが、その後思いました。
自然とやりたくなってしまうレッスンにすればいいのでは?
と。
初回に毎日やってくださいということはお伝えするので、その後は言わなくたってやってくる状況を作れないものかと。
必要なものは何だろう?
コーチングスキル
まず思い浮かぶのはコーチングスキル。まだ私にはほとんど備わっていない能力です。備わっていれば、そもそもこのブログ書いてないんじゃないかなσ(о´∀`о)
伝え過ぎている
自分がエクササイズのレッスンをしていて、改善しないといけないと思っていることの1つです。
あれもこれもやりたい!というように、1つのエクササイズに多くの時間を割かずに、流れるように色々やってしまうことが多いです。
…これは本当に反省。
受講者のペースに合わせて、覚えるのに無理のない範囲で進める。これは意識はしていますが…というところ。
わかりにくさの解消
アントロワのエクササイズは、体を感じながら行い、最初とどんな違いが出てきたか把握していきます。サラッと終わってしまったら感じる前に終わってしまいますよね…
また、恐らくですが、この【体を感じる】も曲者なんだと思います。
言葉では簡単に言えますが、体を感じるようなことを日頃からやっていないと難しくて、体の変化に気がつけないことがあるんです。
それに、筋肉が硬い状態だと感じにくいですしね。
だからこそ、最初はこれをやって意味があるんだろうか?になりやすいのかもしれません。これは特に体を全く動かしていない方や、それまでの運動経験が少ない方がなりやすいです。
ひとつ前のものとリンクしますが、インナーマッスルがしっかり目覚めるまで次のエクササイズに移らないようにすること、何を感じようとすれいいのかを事前にきちんと説明すること、これが大事かなと思います。
復習しやすい環境づくり
これは先日のブログでも書きましたが、動画を用意したり、レッスンで復習の時間を取ることなどです。
また、いつだったら出来そうかや、受講生がお子さんの場合は親御さんにもご協力いただいて、エクササイズ以外の部分で支援していく。
私の背中を見せる
私自身もリハビリをしています。そして、受講者の皆さんが行うことは、全て私が先に体験しています。
見本のレベルは高くしたいので、私自身の鍛錬が必須ですが、ほぼ毎日やっているという事実とそれによる出来ている(スキルが上がっている・バレエに近づいている)という事実。
この2つを間近で見せ続けることで、『ああなりたい』『ああなるのか』と思ってもらえるといいのかな…と。
…パッと思い浮かぶのは、今はこのくらい。
レッスンを通してコミュニケーションを取る
個人レッスンの良さは、自分のペースで進められ、自分に集中できること。
だから、受講者がどういうスピードだと心地好さそうで、結果が出やすいかなどを、講師は色んなことを観察したり、お話しをする中で把握していくことが大切だと思います。
受講者の体ばかり見るのではなくて、表情や雰囲気、集中の度合いなどにももっと気を配る。
これもまだまだ経験が足らないと思っているので、少しずつ進むことにはなりそうですが、書いていて、これもコミュニケーションの一種だな…(ちょっと一方的ではあるけど)と思いました。